GM、3四半期連続黒字・サブプライム不安で金融部門は減益
米ゼネラル・モーターズ(GM)は31日、4―6月期の最終損益が8億9100万ドル(約1000億円)の黒字(前年同期は33億8300万ドルの赤字)だったと発表した。人員削減などのリストラ損失が減り3四半期連続で黒字を確保、北米自動車事業も回復しつつある。ただ信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の不振で金融部門は大幅減益となった。
全体の売上高は昨秋に金融部門の過半の株式を売却した影響で前年同期比13.1%減の468億ドルだった。一方、海外で好調な自動車事業の売上高は2.5%増の459億ドルで、過去最高。北米自動車事業は赤字額が前年同期比約39億ドル減の3900万ドルにとどまった。
ただサブプライム関連損失に端を発した金融市場の動揺は懸念材料。GMの変速機部門の売却計画では、金融機関が買い手の投資ファンドへの融資に慎重になったとみられている。金融市場の変調で、リストラ費用の調達が難航すれば、今夏の労使交渉で踏み込んだ追加合理化策を決めにくくなりそうだ。
引用:日経ネット